鹿島灘の不思議な海岸

潮騒はまなす公園にある「展望台」から、鹿島灘の方を見ていると、不思議な形をした砂浜がありました。
たとえるなら、カブトムシの角のような感じでしょうか。



これが、1箇所だけではなくて、いくつも、同じ間隔であったのです。
しかも、よく見てみると、ブルドーザーらしきものが行き来しているじゃないですか。

もともと、この形だったのを守るために、ブルドーザーなどが来ているのか、それとも、砂浜をこういう形にするために、ブルドーザーなどが来ているのか?
答えは、潮騒はまなす公園にある「展望台」の壁にはっていたポスターにありました。

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鹿島灘ヘッドランド事業

鹿島灘の砂浜は、年々、浸食されているそうです。
そこで、砂浜を浸食から守るために、鹿島灘ヘッドランド事業が行われているようです。
鹿島灘ヘッドランド事業とは、ポケットビーチ(天然の岬にはさまれた砂浜)が浸食を受けにくいという現象に着目して、砂浜をポケットビーチっぽくしていく事業です。
だから一定の間隔で、カブトムシの角のような砂浜を作っているわけですね。
ちなみに、このカブトムシの角のような砂浜付近は、海流が激しいようで、海水浴のときは、立ち入り禁止だそうです。気をつけましょう。

(文責、写真:Ishizaki Hideho)


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